人に奉仕する喜びとは

医療福祉業界で働いてみませんか?

激務の中にある大きなやりがい

世の中に楽な仕事はほとんどないといっても過言ではありません。どんな仕事でも、そこならではの大変さを感じるものです。それに体力的精神的の区別はなく、仕事には苦労がつきものです。

しかし苦労を感じる中でも、どこかに仕事やりがいを見出していかなければ続けていけません。見出していかなければならないというのは、如何にも義務的かもしれませんが、苦労がつきものの仕事の中で、なお仕事を楽しくやり過ごすためには、やはり自ら仕事のやりがいを発見する試みが重要なのです。

数ある職業の中でも、特に医療の世界は激務だと言われます。医師も看護師も、ほとんど昼夜の別なく働かなければなりません。奉仕するというのは、それだけ自分を犠牲にすることであり、それが医学の大前提なのです。働く中で、肉体的および精神的に気苦労を感じることも多いでしょう。時には患者の死と向き合わなければならないこともあります。

また、相手は患者だけでなく、病院は同僚や部下などとの人間関係にも軋轢が生まれやすい社会でもあります。しかしそれでも、人に奉仕するという仕事は、どんなに厳しい環境下に置かれても大きな喜びを伴うものです。自分の一手が人の命を救うこともあり、死の縁に立たされた患者の命を救うことができた時の喜びは何にも代えがたいものです。そして命の重さを知ることは、自分の成長にもつながります。人間としての成長はそう容易くできることではありませんが、人の命に最も近いところで働くことは、それだけで恐怖をも喜びをも同時に知ることになるのです。医療に携わるものは誰よりも死を知っています。それがどれだけ人間の成長に影響力を与えるかは、従事した者にしかわからないのです。